元気がでる感性の哲学 芳村思風

芳村思風先生の感性論哲学の言葉の紹介しています

結婚は、恋の終わりで愛の始まり

結婚は恋の終わりで愛の始まり

芳村思風一語一会 vol.5377

結婚は、恋の終わりで愛の始まり
 
通常、恋愛と言われ、恋と愛は同じものと思われています。 
実際に恋と愛は、重なり合うことも多くあるので、 
恋の終わりが、愛の終わりになることがよくあります。 
 
夫婦や恋人たちは長く一緒にいると、 
恋しいという心情がなくなります。 
考え方や価値観の違いからケンカするようになると、 
愛を感情や情熱だと思っているために、 
愛が冷めた、もう愛がないから別れましょう 
という話になってくるのです。 
 
考え方や価値観や性格が一致することなんてありません。 
独占欲や所有欲、執着や嫉妬は、愛ではありません。 
 
人間は不完全だから誰かを愛したら嫉妬も感じる。 
嫉妬によって関係性を破壊してしまうのは 
真実の愛から出たものではありません。 
 
自分では愛だと思っている 
自己中心的な感情であり 
欲望であり執着です。 
相手が自分の欲求を満たしてくれなかったら 
消えてしまうような愛は、 
とても幼い、未熟な愛です。 
 
恋は、正しい理性が働かなるために修羅場を作るが、 
愛は正しい理性と一緒になることで育くまれていくものです。 
 
恋は自然に発生します。 
人間が人間を愛するということは、 
不完全な人間を愛すること。 
 
長所も短所も愛することです。 
短所を愛するのは、努力が必要です。 
愛の実践的原理は、努力です。 
 
努力を続けることで、愛は現実を生きるための力となり、 
実力となるのです。 
だから、 
「結婚は、恋の終わりで、愛の始まり」 
なのです。 
 
 
 
解説は、「人間関係10の原則」

人間関係10の原則