元気がでる感性の哲学 芳村思風

芳村思風先生の感性論哲学の言葉の紹介しています

愛は能力、実力として成長させる

芳村思風一語一会 vol.6202
☆☆☆☆☆☆
愛とはなにか
☆☆☆☆☆☆
愛とは、ひと言で表現すると「人の役に立つ」ことを喜びとする感性のこと。
社会の中で人間らしく生きていくために求められる力が愛の力。
           
今まで愛は、文学の中でしか語られることがなく、
心情や感情として考えられ、能力とは考えられていなかった。
学問の対象として研究されることはなかった。
感性論哲学では、「愛」を能力として考える。
理性に変わる問題解決能力として心の中に
「愛の実力」を成長させていくものと考えている。
           
愛は、人間関係の力。
人間と人間を結びつける力。
愛は、男女の愛だけでなく、
親子の愛、夫婦の愛、兄弟の愛、子弟の愛
という人間と人間の関係の根本に愛がある。

愛は人間と世界を、人間とすべてを結びつける原理。
愛は、自分のことよりも相手のことを優先させて考える心情。
だから愛とは、人の役に立つことを喜びとする感性。
 

「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

 

感情的対立の乗り越え方

芳村思風一語一会 vol.6201
☆☆☆☆☆☆
感情的対立の乗り越え方
☆☆☆☆☆☆
人間は不完全。
どれだけ人間性が進化しても考え方や価値観の違いはかならず出てくる。
対立や競争はなくならない。
         
対立心をなくす3つの原則
1、勝つことよりももっと素晴らしいことは、力を合わせて共に成長すること
2、相手に興味・関心・好奇心を持ち、違いを許し、認めること
3、人間としての成長意欲を持つこと


対立を通して共に成長していく。
対立したときは、避けたり、逃げたり、戦ってはいけない

対立の原因は何か、どこが違うのか、
お互い学ぶべきところはどこなのかを見極めること。

考え方を統一するのではなく、
考え方の違う人のそれぞれのいい点を引き出し、
考え方が違っても一緒に協力し合い、
それぞれの考え方を生かせるようにする。
         
どちらが正しいか、間違いかではない。
「違うからダメ」
ではなく、
「違うからいい」
ということを理解すること。

「同じ考え方でなければ一緒に暮らせない」
「同じ価値観の人間でなければ一緒に仕事ができない」
と考え、自分と違う立場、違う考え方の人間を排除し、
敵と考えていると人間は成長しない。
         
第2段階は、相手に興味・関心・好奇心を持ち、
違いを許し、認めるということ。
違いを許し、受け入れることで器や度量を大きくしていく。     
 
第3段階は、人間としての成長意欲を持つこと。
「もっと成長したい」という意欲が、
自分にないものを持っている人間を見つける、
他人から学ぶという意識になる。

なぜ考え方が違うようになったのか
違うということは、
相手が自分にない知識を持っている
自分がしたことのない経験をしている
違いから学ぼうと意識する


「自分はこれでいい」と思った瞬間に、
人間の成長は止まる。

 

生きるということは変化すること。
人間は死ぬまで成長意欲をなくしてはいけない。
         
個性の時代は、異なる考え方を持った人間が、
相手を否定して争うのではなく、
お互いに違いを受け入れ、
協力し合い助け合って生きていく時代。
個性の時代を生きる原理は「愛の原理」。

愛は理屈を超えた力。

だから理屈では考えられない、
異なる考え方をもった人間同士が
否定し合うことなく共に生きていくための力となる。

 

「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

 

なぜ対立するのかを知って、対立を乗り越える

芳村思風一語一会 vol.6200
☆☆☆☆☆☆
なぜ対立するのかを知って、対立を乗り越える
☆☆☆☆☆☆
考え方や価値観、宗教や民族が違うという理由で対立する

どうすれば考え方や価値観の違う人と一緒にやっていけるのか。
考え方や価値観や宗教や民族が違う人と、
どうすれば一緒に仕事や生活ができるのか。

そのためには、なぜ対立が起きるのかということを考える。

なぜ対立するのか。
対立の意味を知る必要がある。
         
なぜ対立はいけないことなのか。

人間の命の底から湧き上がってくる欲求は
「できることなら、みんなと仲良く信じ合って生きていたい」
という欲求。
これが命の欲求。
すべての人が持つ命の願い。
         
なぜこのような願いが命から湧いてくるのか。
命をつくったのは、母なる宇宙の摂理の力だから。

命は宇宙の摂理の力によって、この地球上に誕生した。
命をつくった母なる宇宙からすれば、
自分の子どもたちが対立していると悲しい。
母ならば、自分の産んだ子どもたちに仲良くしてほしいと願っている。
自分の命から湧いてくる
「できることならみんなと仲良くしたい」
という心情は、母なる宇宙の願いであり、祈り。
         
人間らしく生きるためには、
母なる宇宙の願いである
「できることならみんなと仲良くしてほしい」
という願いをどうすれば実現できるかを意識して生きること。
これが人間らしく生きる原点。
母なる宇宙の想いや願いを裏切ってはいけないから、
人間は対立し続けてはいけないし、殺し合ってはいけない。


「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

 

人格の大きさとは

芳村思風一語一会 vol.6199
☆☆☆☆☆☆
人格の大きさとは
☆☆☆☆☆☆
 人格の大きさは、人間性の豊かさ。
人間性の豊かさとは、
考え方や価値観の違う人間を許し、
受け入れ、
どれだけたくさん包み込めるか
によって決まる。
         
人間性の豊かさは
「器」
「度量」
「包容力」
「統率力」
という言葉で表される。

器の大きさをつくることからはじまり、
度量・包容力・統率力の大きさをつくることで
人間の大きさは完結する。
         
「器」とは、相手の考えを誤解することなく、
正しく理解することができる能力と人間性のこと。
自分と異なる考え方を持った人間を
どれだけたくさん受け入れることができるかどうか。
         
相手から自分に向けられる対立心や敵対心を
乗り越えることで器は大きくなる。
        
「度量」とは、自分の考えを誤解されることなく
正しく伝えることができ、相手の考えを正しく理解し、
受け入れることができる能力と人間性。
         
意見の違う相手の考え方を否定せず、まず受け入れる。
相手を責めている間は成長できない。
自分に問題があると考えることで、
理解してもらうにはどうすればいいかを考え、
努力や工夫をすることが度量をつくる方法。
度量とは、説得ではなく、納得させる力。
         
「包容力」とは、自分とは違う考え方の人をたくさん受け入れ、
しかも自分の考え方は揺るがずに、
違う考え方から学んで、
自分の考え方を成長させることができる能力のこと。
考え方の違う相手から学ぶことにより、
考え方の違う相手も包み込んで味方にしてしまう能力。
         
「統率力」とは、人より高い立場に立つことでつくられていく能力。
地位が人をつくる。
社会的地位を追求していくことでつくることができる。
         
統率力とは人間力。
人間力には、内的人間力と外的人間力がある。
         
内的人間力とは、人間であるならば誰でも命の内面に持っている基本的な生きる力。
理性に基づく知力、
感性に基づく気力、
肉体に基づく体力、
意志の力と
愛の力。
         
外的人間力とは、政治力・経済力・教育力・文化力・軍事力であり、
これらを社会に向かって表現する力。
政治力は、言葉の魅力です。自分の一言で何人が動くか。
経済力は、現実に存在する経済システムを熟知し、それを使いこなす力。
教育力は、人を育てる力。
文化力は、仕事もできるが他の文化的な力があること。
信頼・親しみ・心服になる。
軍事力(危機対応能力)は、危険から守る力。危険対応のできる力。

 
「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

 

人間の深さは、命の痛みを伴う体験がつくる

芳村思風一語一会 vol.6198
☆☆☆☆☆☆
人間の深さは、命の痛みを伴う体験がつくる
☆☆☆☆☆☆
真実は、体験した人にしか語れない。
人間の深さは、命の痛みを伴う体験がつくる。
体験こそ真実を語る力

問題を解決することも大切だが
もっと大切なことは
なぜその問題が出てきたかを考えること。

熱が出たら、解熱剤を飲むだけでは意味がない。
発熱の原因を改善しなければ、また同じことが起きる

問題がでてきたときは、      
問題の意味や価値を考えること
         
本質を見抜く眼は、
出てきた現象を解決していく中で命の痛みを感じ、
その問題が出てきた原因を究明し、
乗り越えていくことで養われていく。
本質を見抜く眼を養うためには、意味や価値を意識すること。
         
体験と経験の積み重ねと常に意味と価値を意識をすることで
ものを見る目の深さ、人を見る目の深さができてくる。
どんな問題が出てきても動じない、
肚の据わった人と言われるような人物の深さになる。
         
人格の深さは、この意味や価値へ問いを持って生きることでつくられる。
自覚的に求めてつくるもの。
意味や価値は存在するものではなく、つくっていくものである。
 
「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

 

人格の深さをつくる

芳村思風一語一会 vol.6197
☆☆☆☆☆☆
人格の深さをつくる
☆☆☆☆☆☆
人格の深さは、高さと対をなすもの。
高さには知識、技術、教養の量が関係している。
これに対して深さは量的なものではなく質的なもの。
         
人格の深さは、感じ方や内的なもので、
より本質的な意味や価値を感じ取る力のこと。
その人が生まれてから今日まで体験した
苦労や悩みと努力の質に関係する。
         
では深さは、どうすればつくれるか。
深くなるためにはきっかけが必要。
一般的に人間は外に目が向いている。
深くなるためには外に向いている目を、
内に向けること。
自分に対して厳しく内省することから始まる。
         
目を内側に向けていくきっかけになるのは、
苦労とか忍耐という体験。
人間は、失敗を重ねることで、
自分自身の内側を見つめ、
内省するきっかけになる。
         
学校では、どうすれば失敗しないかを教える。
親も失敗しないようにと
いつも先に注意する。
         
最近では「失敗しない」ことがいいことだとされている。

「失敗したら、後がない」ではなく、
「失敗しないと、成長がない」

「失敗したからこそ、わかることがある」
失敗しなければわからないことがある
負けなければ、わからないことがある
負けたからこそ、強くなれる。
失敗したことのない人間には、
失敗した人の気持ちがわかない。
自分も病気をしたからこそ、
病気をしている人の痛みや辛さがわかる
         
失敗してもあきらめないで挑戦を続け、
命の痛みを伴う体験をすることで人間は深くなる。
         
人格は、深くなるにつれて次第に重心が下がっていく。
重みが出てくる。
深さは重みでもある

重厚深沈
(じゅう・こう・しん・ちん)
すべて人間の深さを表す文字


 
「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

人格の高さをつくる

芳村思風一語一会 vol.6196
☆☆☆☆☆☆
人格の高さをつくる
☆☆☆☆☆☆
あなたはどういう人に人格の高さを感じるか。
人格の高さは、その人間が生まれてから今日までに
獲得してきた知識と技術と教養の量に関係する。

人格者といえば責任感が強く、倫理・道徳を守る人で
教養や思いやりのある人と言われています
         
しかし知識や教養の量が多いだけでは人格者とはいえない。
人格の高さは、言い換えると高貴なる精神の持ち主のこと。
         
人格の高さを感じさせるには5つのポイント
1つ目は「価値への欲求や情熱」

人格の高さを感じさせるのは、
より真なるもの、
より善なるもの、
より美なるものを求める価値への欲求を持った人
         
2つ目は「謙虚さ」

不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さを持った人
知識や教養の量が多くても、
謙虚さがなければ人格の高さは感じられない。
         
3つ目は「自信」

自信のない人には人格の高さは感じられない。
自分の持っている知識や技術が、
体験と経験に裏づけされ、
根拠となり、自信となってこそ行動力となる。
         
4つ目は「志」

志にも高さ・深さ・大きさがある。
高い志とは、社会的地位の高さを求め、
困難な目標や問題に挑戦する姿勢。

志の深さとは、意志が強く、欲求が強く、
失敗しても諦めない強さ。

志の大きさとは、自分のためでなく、
社会や人類の未来のためにという
壮大な夢や理想の大きさとして表現される。
         
5つ目は「問いを持つ」
人生における3つの問い
「人間として、いかに在(あ)るか」
「人間として、いかに為(な)すか」
「人間として、いかに成(な)るか」

この「人間として」を、経営者として、
教師として、父親・母親として・・・
というように職業や役割に置き換えて、
問い続けること。
答えを持ちながらも大切なことはその答えに縛られず、
常に自分に問い続けること


 
「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・