元気がでる感性の哲学 芳村思風

芳村思風先生の感性論哲学の言葉の紹介しています

考え方ではなく、感じ方が人間を決定する

芳村思風一語一会 vol.5527
☆☆☆☆☆☆
考え方ではなく、感じ方が人間を決定する
☆☆☆☆☆☆☆
意味や価値を感じてこそ人生、
燃えてこそ人生、
燃えるのは感性

愛も幸福も生きがいも考えるものではなく、
すべて感じるもの、
理屈を超えたもの

どんなに苦しくても
「私はなんて幸せなのだろう」
と思えれば、幸せ。

愛・幸せ・生きがいのように、
「価値あるもの」は、すべて感じるもの

感じ方にこそ、その人の個性が表れる。
感じ方が人間を決める。
人が成長するというのは、その感じ方が成長するということ。

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・

人生は、どの道を選ぶかではなく、選んだ道からでてくる問題を乗り越え続けられるかで決まる

芳村思風一語一会 vol.5526
☆☆☆☆☆☆

 

☆☆☆☆☆☆
多くの人は、問題がでてくると、

「選んだ道が間違っていた」と考えてしまいます。

これは、理性で考えているから。
問題がない道が正しい道ではありません。人間は、不完全です。
問題や悩みのない人生はありません。

不完全な人間が行うのだから、どの道を選んでも、

問題は必ず起こってきます。
大切なのは、必ず乗り越えられると信じて、でてきた問題から逃げないこと。
問題がないことを願ってはいけません。
決断からでてくる問題を乗り越える続ける努力をするかどうかできまります。

「決断」とは、道を決めることだけではない。
選ばなかった道への未練を断ち切ること。
「やっぱりあっちの道を選べばよかった」と考えているのでは、

決めたけど、断ち切れていない。

問題や壁がやってくると、「選択を間違えた」「失敗した」と考えてしまう。
苦労して就職した会社でも、しばらくすると

「こんなはずじゃなかった」

「思っていたのと違う」
「自分のやりたい仕事ではない」

「こんな上司では仕事ができない」といろいろな問題や悩みが出てくる。

人生は、決断と選択の繰り返し。選んだ道に間違いはない。失敗もない。
経験として捉えられるかどうか。

選んだ会社や仕事や人間関係は、いろいろな「縁」が重なって、

自分のところにきたもの。
一度決めたからには、必死になって取り組んでみる。
そこから新しい道も生まれてくる。

問題がないのは、感じていないだけ。
苦しみ・悩みは、人生を楽しませるためにでてくるのです。


体験と経験の違い
体験…肉体が外の世界を関わった事実
経験…体験から学んだ気づき

 

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・


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成長は、価値観や考え方、意見の違う人とつきあうことからはじまる

芳村思風一語一会 vol.5525
☆☆☆☆☆☆
成長は、価値観や考え方、意見の違う人とつきあうことからはじまる
☆☆☆☆☆☆
同じ考え方・同じ意見・同じ価値観の人しか受け入れられない、
仕事ができないのは、本当の愛ではありません

どんなに自分の意見や考え方が正しいと思っても、
相手に押し付けたり、説得しようとしては、いけません。
対立・戦争は、そこから始まります。
人間は不完全だから、どんな意見や考え方も完全なものはありません。

矛盾があって当然、矛盾があることが大切なのです。

違いを理由に殺しあう時代は終わったのです。
違いを探すと争いになる。
正しい・間違いで判断できない事もある。
違いを探すのではなく、同じところを探すこと。

日本人は、昔から、違いを受け入れ、包み込んできました。
まさにこれからは、日本の時代である。
「価値観が違うから…」「考え方や意見が違うから…」
一緒に暮らせないとか、一緒に仕事ができないではありません。

性格の不一致なんて当たり前
まったく同じなんて、ありえません。
合うところも、合わないところもあって当たり前なんです。

自分の考えも、相手の考えも完璧ではない。
違うからダメではない。
違うからいいのです。
違いを許すことも愛なのです。

違うからこそ、お互いに成長できる。
お互いに助け合える。


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・


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責めあえば地獄、許しあったら天国

芳村思風一語一会 vol.5524
☆☆☆☆☆☆☆
責めあえば地獄、許しあったら天国
☆☆☆☆☆☆☆
天国も地獄も自分の心の中にある。
自分の心が人生を作り出していくのです。
相手を攻めている間は、人間は成長できない。

自分と価値観が合う人・自分をわかってくれる人・
自分を愛してくれる人・自分と気が合う人としか付き合えないのは、
自分しか愛せない人間です。

考え方の違う人を、自分と同じ考え方に説得する必要はない。
してはいけない。

勝ち負けをつける必要もないのです。
気が合わないから付き合わない、で済むのであればそれもいい。

理性は、違いを探す。
感性は、同じを探す。

同じところがいっぱい出てくると、違いが気にならなくなる。
「ここが嫌い」「こんなところがイヤ」ではなく、
「いいところもあるけど、こんなところが嫌い」さらに、
「嫌いなところがいっぱいあるけど、こんなところがいい」では、
全く違ったものになる。

国の違い、宗教の違い、考え方の違い・価値観の違いで、
人間は対立ばかりしているが、
対立する人間から、

自分とは違う物の見方・考え方・価値観・感じ方を学んで、
さらに自分を成長させる。
そういう人間が、懐の深い人間です。

人間は矛盾を内包し、矛盾を生きるしかない存在であることが、
本当にわかっている人間が、
真に愛のある、寛容で、包容力がある人間なのです。


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変わらなくてもいい、 成長すればいい

芳村思風一語一会 vol.5523
☆☆☆☆☆☆
変わらなくてもいい
成長すればいい
☆☆☆☆☆☆
性格や短所・欠点は、なくならない。
ムリに性格を変えなくてもいいし、変わらない。
変わる必要はない。
短所をなくさなくてもいいし、なくならない。


自分にも短所があることを自覚し、
短所があまりでてこないように努力をする。
この努力が、相手に対する愛。
変わらなくてもいい、変えなくてもいい。
「変わろう」という気持ちが強いとストレスになる。
変わらなくてもいい、成長すればいいのだから。


個性の時代。
個性は、出会いによって作られる。
人との出会い。
物との出会い。
出来事との出会い。
本との出会い。
人それぞれ出会いが違う。

考え方や価値観の違いは、
それまでの出会いが違うから。

成長するとは、変化すること。

「変わらなければいけない」
という気持ちの裏には、
「今の自分が嫌い」
「今の自分ではダメ」
「このままではダメ」
という気持ちがある。
「~ねばならない」が、知らず知らずに自分を苦しめる。

他人と比べる必要はない。
「そのままでいい」ということは、
成長しなくてもいいということではない。
短所があってもいいということ。
成長しなくなるとき、変化しなくなるときは、死ぬときです。

短所のある自分を認めること。
まず今の自分を認めることからすべて始まるのです。

完璧な人間なんてありえない。
嫌なところもいっぱいある。
でもいいところもいっぱいある。
人間は、長所半分短所半分なのだから。
長所ばかりの人はいない。

短所はなくならない。
無くす努力はムダ!
少しでも出さないように努力する。
長所はとことん伸ばす努力をする。
長所をとことん伸ばせば、短所は愛嬌になるのです。
人間味になるのです。

 

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自分が思うようには愛してくれない

芳村思風一語一会 vol.5522
☆☆☆☆☆☆
自分が思うようには愛してくれない
☆☆☆☆☆☆
「誰も私のことをわかってくれない」「愛してくれない」って、思っていませんか。

でもそれは、「自分が思っているようには・・」ということじゃないかな。
人間の本質は理性ではなく、心です。

どんな人間でも自分の心を満たしてくれるものを求めています。
人は、誰もがみんな「認めてもらいたい」「わかってもらいたい」
「ほめてもらいたい」「愛されたい」と思っています。
「心が欲しい」のです。

自分の思うのと全く同じようには、他人は愛してくれません。
わかってくれません。

誰も「自分が思っているようには」認めてくれないし、わかってくれないし、愛してくれません。
誰もが皆、満たされない、孤独な気持ちを持っているのです。
自分だけが辛いのではありません。
よく見られたい、ほめられたいと、いつも人からの評価を気にしていませんか?

他人の評価ではなく自分自身が、まず自分を認めることから、すべては始まります。
自分にも短所はあるのだから、他人にも短所があって当たり前。

そう思えたとき「長所も短所も含めて、相手を受け入れることができる」ものです。
他人を受け入れることができたとき、他人も自分を受け入れてくれるものです。

他人は鏡。
相手がわかってくれないのは、自分が相手のことをわかっていない、
理解していないということもあります。
どれだけ相手のことを認め、愛し、肯定し、許すことができるか。

短所が、人間らしい心や謙虚さを作ってくれるのです。
だから短所は無くす必要はないのです。
短所を自覚し、少しでも出ないように努力をするだけでいいのです。

人は、自分のことを、自分の心をわかってくれたと思えたとき、
素晴らしい人間関係が作られていきます。


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教育とは「やったぁ!」という喜びと感動を味あわせること

芳村思風一語一会 vol.5521
☆☆☆☆☆☆
教育とは「やったぁ!」という喜びと感動を味あわせること
☆☆☆☆☆☆
教育とは、今できないことをできるようにすることです。
自らの力で「できた!」「わかった!」という喜びと感動を
味あわせることがなによりも大切なのです。
教えすぎてはいけません。

「教」が、「育」を越えてはいけないのです。

できないことにもぶつかっていく挑戦意欲を育てることが大切なのです。           
どんな人間でも、原理的に「世界一になれる能力」があります。
誰一人として同じ顔がないということがそれを証明しています。                 
子供は、大人を越えて、時代を進化させるために生まれてくるのです。

子供は、大人に反抗しながら、自分の考えに目覚めていきます。
知識教育や画一化された教育よりも、反抗しながら欲求の開発をしているのです。


子供の反抗は、成長していることの証。
反抗を恐れず、「そんな風に考えるようになったのか」
と成長を認めて、受け止めること。

自分で考え、苦しみの中で、
「できた!」「やったぁ!」という喜びと感動が人間性を進化させるのです。

 


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